2024年度日本鉄道サイバネティクス協議会技術賞候補「再募集」のご案内

 時下、貴社益々ご清栄のこととお慶び申し上げます。
 平素は、当協議会発展のためにご協力を賜り、厚く御礼を申し上げます。

 さて、日本鉄道サイバネティクス協議会表彰規則に則り、2024年度協議会技術賞候補の募集を行いましたが、期間を延長して再募集をさせていただきます。

 下記のとおり「対象となる技術」の要件の一部を変更し、募集対象を広げております。この変更内容をご確認・ご理解の上、再度のお願いになりますが、自薦又は他薦により応募いただきますよう、よろしくお願い申し上げます。

(注)サイバネティクス技術とは、通信その他の手段により情報を集めて適切な判断(分析・処理)を下し、これを制御することにより、鉄道システムの方向を見極めたり、効率を高める技術を指す。現在でいうICT(=情報通信技術)の応用実践と言い換えられる。

1.対象者
 当協議会の会員に所属し、表彰の対象となる技術開発等に従事した個人又はグループを対象とする。なお、共同開発者であれば会員以外でも可とする。

 

2.対象となる技術(下線部が、変更箇所)
(1)原則として、過去約3年以内に実用化されたものを対象とする。ただし、初期導入、実証試験等が3年以上前に実施された場合であっても、直近3年以内に進展(導入実績の拡大、顕著な技術改良等)があったものについては対象とする。

参考:これまでの要件
(1)原則として、過去約3年以内に実用化されたものを対象とする。ただし、初期導入、実証試験等が3年以上前に実施された場合であっても、直近3年以内に著しい進展(導入実績の大幅な拡大、顕著な技術改良等)があったものについては対象とする。

(2)応募時点で稼働しているものを対象とする。なお、事業運営上現に貢献しているものに限らず、将来事業拡大が計画あるいは検討されている成果も対象とする。

 参考:これまでの要件
 (2)応募時点で稼働し、事業運営上現に貢献しているものとする。

(3)現場ニーズに基づき対策をボトムアップ的に取りまとめた成果(泥くさい取組みも含めて)に関する応募も歓迎する。

(4)海外において実用化された成果も対象とする。

(5)過去に応募した技術の再応募も妨げない。

(6)他協会での類似表彰、当協議会の論文賞等での表彰などの表彰実績があっても可とする。

 

3.審査に当たっての評価項目
(1)新規性:技術の内容、応用対象などの新規性、オリジナリティの程度

(2)実用性:実用化の程度、適用範囲の広さ

(3)導入効果:経営上・技術上の効果の程度、具体的には下記の6項目
   ①旅客サービス向上、②安全性向上、③業務の効率化、④コスト削減、⑤ESGへの貢献、
   ⑥技術的な波及効果

(4)その他特筆すべき事項:他協会等での表彰実績、その他

 

4.推薦方法
(1)自薦又は他薦により別紙の推薦調書に記載し、説明資料を添付の上、事務局宛てに送付する。

(2)添付する説明資料はA4で6頁以内とする。発表済みの論文、パンフレットなども可とするが、パンフレットのみは不可とする。

 

5.応募期限
 2025年1月24日(金)必着とする。

 

6.表彰件数
 最優秀賞1件、優秀賞3件、特別賞若干名を目安とする。
 特別賞は、新規性、実用性、導入効果のいずれか1つに特に秀でているなどの特徴的な成果を表彰する。

 

7.様式など
 ・募集案内[PDF]
 ・推薦調書(別紙)[EXCEL]
 ・部門・課題(別紙-1-1)[EXCEL]

 

※「ESG」とは、環境(Environment)、社会(Social)、ガバナンス(Governance)の頭文字を取って作られた言葉です。

 

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サイバネティクス(Cybernetics)

語源
ギリシャ語の「舵を取る人=キュベルネテス」である。
意味
アメリカのN.Wienerが1948年に著した『サイバネティクス』で初めて使われ、通信と制御と統計力学の問題を機械も生物も含めて一括して研究する学問と定義された。
一般認識
現在は、コンピュータ利用の工学を『サイバネティクス』と呼ぶのが、現代社会における一般認識のようである。

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