第16回日本鉄道技術協会坂田記念賞受賞者の発表
第16回日本鉄道技術協会坂田記念賞の表彰者が決定しました。
この賞は、毎年1月から12月までにJREA誌、Japanese Railway Engineering(英文誌)、会誌サイバネティクス、鉄道サイバネ・シンポジウム論文集に掲載された記事の中から、特に優秀な論文を表彰するものです。
今回は、2023年分について、2024年3月に日本鉄道技術協会坂田記念賞選考委員会を開催し、新規性・先進性、論理性、表現力、実用性、社会的重要性等の審査基準に基づき選考したのち、同月開催の第4回理事会の審議の結果、次のとおり、最優秀賞、優秀賞を決定しました。
表彰式は、6月6日(木)に開催される2024年度定時社員総会の後に行います。
最優秀賞
『JR東日本におけるドライバレス運転に向けた取組み』
(サイバネティクス 2023 Vol.28 No.2)
東日本旅客鉄道株式会社鉄道事業本部モビリティ・サービス部門マネージャー 青栁 繁晴 氏
東日本旅客鉄道株式会社鉄道事業本部モビリティ・サービス部門副長 北原 知直 氏
優秀賞
『踏切通行者の安全性向上を目指して』
(JREA2023年6月号)
西武鉄道株式会社鉄道本部電気部信号通信課長 犬塚 隆晴 氏
優秀賞
『メンテナンスを共通化する線路設備モニタリングシステム「RAMos+」の開発』
(JREA2023年12月号)
株式会社日本線路技術線路DX事業部部長 片岡 慶太 氏
東日本旅客鉄道株式会社鉄道事業本部設備部門保線ユニットマネージャー 伊藤 祥展 氏
優秀賞
『スマートフォンを活用した線路保守システムの開発』
(サイバネティクス 2023 Vol.28 No.1)
西日本旅客鉄道株式会社デジタルソリューション本部データアナリティクス課員 池内三津喜 氏
西日本旅客鉄道株式会社デジタルソリューション本部データアナリティクス主査 田中 浩平 氏
優秀賞
『AIを活用した運転整理業務の自動化技術』
(第60回鉄道サイバネ・シンポジウム論文集)
株式会社日立製作所研究開発グループ研究員 加藤 祐子 氏
株式会社日立製作所社会ビジネスユニット企画員 須崎 七恵 氏
九州旅客鉄道株式会社運行管理部課長代理 大野 優 氏
(注)受賞者の所属・役職名は論文発表当時のもの