講演会

「鉄道を変えてきた技術と将来への方向 ・・・鉄道200年を記念して・・・」

　1825年9月27日に世界で初めて英ストックトン＆ダーリントン鉄道が開通して200年が経つ。この間の先達によるたゆまない技術革新の努力があって現在の鉄道がある。この鉄道の大きな技術革新をもたらした先達の努力や姿勢を見つめ直す事で現代のわれわれに得るものが多くある。特に日本が世界に発信した鉄道技術の中で最も大きなインパクトを与えた“新幹線”にちりばめられている叡智を再認識することで得られるものも多いと考えている。
　そして、既に四半世紀が経過した21世紀、世界の鉄道以外の分野で取り組まれている壮絶な技術開発の渦中にあって、その今後の方向性を想定し、それらを活用した鉄道技術が今後未来に向けてどう進むべきなのか、鉄道を取り巻く環境の変化にどう適応してゆくべきかについて提起したい。

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